仙台

仙台アーケード街の名前を歴史を踏まえて徹底紹介

仙台市中心部にはたくさんのアーケード商店街があります。

本記事では、仙台駅から定禅寺通りまで続くアーケード商店街の名前の由来や歴史をまとめてみました。ご参考になりましたら幸いです。

仙台中心部にあるアーケード街の名前一覧

仙台中心部には、大きく分けて9つの商店街が存在しています。

  1. 仙台朝市商店街
  2. 仙台駅前商店街
  3. 本町商店街
  4. ハピナ名掛丁商店街
  5. クリスロード商店街
  6. マーブルロードおおまち商店街
  7. サンモール一番町商店街
  8. ぶらんど~む一番町商店街
  9. 一番町四丁目商店街

それぞれがどこの通りになるのか、名前の由来や歴史などを踏まえて画像付きで商店街につてご紹介していきます。

仙台朝市商店街

仙台朝市は、仙台駅西口から徒歩5分の距離にあります。

朝市といえば、新鮮な魚や肉、野菜、果物など食のすべて揃っていて「仙台の台所」として仙台市民はもちろん、市外からも多くの方に親しまれています。また朝市の楽しみといえば、新鮮な魚介をふんだんに使った丼ぶりや、仙台名物「ずんだもち」などたくさんのグルメも充実しています。

食材を買い込みながらグルメを楽しむ地元住民の姿のほかに、最近は外国人旅行者も朝市グルメを楽しむ姿を見かけます。

名前の由来/歴史

1945(昭和20)年、空襲で焼け野原となった仙台駅前に多くの露店が立ち並びました。1948(昭和23)年、戦後の絶望と混乱の中、なんとか立ち直ろうと前を向き始めた人々の生活を支える場所として「青空市場」が誕生しました。当初は露店営業だったが徐々に店舗型の営業に移行していきました。これが「仙台朝市」の起源とされています。

1985(昭和60)年に、青空市場・朝市の商店街を組織化しようと「仙台朝市通り商店街連合会」が発足します。朝市商店街の活性化に向けて第一歩を踏み出しました。1992(平成4)年には、「仙台朝市商店街振興組合」を創立。現在は、新鮮な魚や果物、野菜などを販売する70店余りの店が軒を連ね、仙台市民の台所として親しまれているほか、仙台名所として国内外から多くの観光客が訪れています。

2011(平成23)年の東日本大震災の翌日には数店舗が店を開き、多くの被災者が食料を買い求めました。震災から1週間後には、ほぼすべての店舗が販売を再開し、被災地の食を支える場所として復興を後押ししました。

商店街正式名称:仙台朝市商店街振興組合
住所:〒980-0021 仙台市青葉区中央4-3-28
TEL:022-262-7173

仙台駅前商店街

仙台駅前商店街は、仙台駅西口に隣接するS-PALや仙台パルコなどの複合施設が立ち並び、週末になるとたくさんの買い物客でにぎわいます。パルコ2やS-PAL東館の開業により、ますます盛り上がりを見せています。

仙台駅前商店街の歴史は、伊達政宗による仙台城下町まで遡ります。以来、現在に至るまでずっと仙台の中心商業地となっています。

名前の由来/歴史

仙台駅西口はぺテストリアンデッキによって仙台ロフトや仙台パルコ、パルコ2などの大型商業施設とつながっています。その原型が完成したのは1977(昭和52)年になります。仙台市電が1976(昭和51)年に終業したものの、東北新幹線が1982(昭和57)年に開業に合わせ新築されたホテルメトロポリタンやJR仙台駅をはじめ、東北初のペデストリアンデッキが登場した仙台駅前は東北を代表する洗練された街並みになりました。また全国的にみても最大規模のペデストリアンデッキは、たびたびテレビ中継で登場することが多い場所となりました。

一方、路地裏には多種多様なお店がひしめき、仕事を終えたサラリーマンやOLたちが食事やお酒を楽しんでいます。続々登場する大型店舗と路地裏で長く愛されている老舗が共存しているのが仙台駅前商店街の特徴です。

商店街正式名称:仙台駅前商店街振興組合
住所:〒980-0021 仙台市青葉区中央1-8-22 サンスクエアビル5F
TEL:022-263-3917

本町商店街

仙台市地下鉄南北線「広瀬通」駅から歩いて3分ほどにある「本町商店街」には、インテリアショップや雑貨店、ファッションショップ、飲食店などが並ぶストリートです。

どのお店も個性豊かな店構えとなっていて年々、オシャレな商店街となっています。また商店街主催の夏祭りを開催するなどにぎわいづくりにも力をいれています。

名前の由来/歴史

本町二丁目の歴史は、伊達政宗による仙台開府と同時にスタートしました。開府当時、町を守る防衛線としてたくさんの寺院が配置されました。現在の本町二丁目が「元寺小路」と呼ばれる由来です。

幕末の頃になると、職人や武士などで構成される町となり、明治維新後には商人の町へと移り変わりました。その後、職人町の名残りなのか、家具を扱うお店が多く立ち並び「仙台家具の街通り」と呼ばれるようになりました。

藩政時代から現在も残っているのは、現在の江陽グランドホテルの北側の「赤井横丁」、東三番町から齋藤報恩館に通じる「元貞坂」、錦町交番から東三番丁に下る「大仏前通り」などです。

商店街正式名称:本町商店街振興組合
住所:〒980-0014 仙台市青葉区本町2-1-8 広瀬ビル3F
TEL:022-221-4141

ハピナ名掛丁商店街

ハピナ名掛丁商店街は、仙台駅から歩いて最初にあるアーケード商店街です。ペデストリアンデッキとも直結していますので、仙台の街歩きはここからスタートします。

名前の由来/歴史

「ハピナ名掛丁」は、英語のHAPPY(幸福)と日本語の形容詞(~な)を掛け合わせた造語で、幸せで明るい商店街でありたいという願いが込められています。店と人の暮らしを調和させ、心が通い合いそれぞれが快適な場所になるように願い名づけられました。

名掛丁は、仙台藩政時代に「名懸組(なかけぐみ)」の屋敷があったことが由来とされています。城下防衛の重要な拠点だったというこの場所は、1887(明治20)年の東北本線開通により現在の仙台駅を挟んで東西に分断されましたが、東西それぞれの開発が進み目覚しい発展を遂げてきました。

1993(平成5)年に造られたアーケードは、御影石敷きに半透明の天井が特徴。老舗の茶舗や蒲鉾店、飲食店のほか、人気のダイニングやオシャレなカフェなどが集まっています。またアーケードと連結している「ジャンジャン横丁」では、こじんまりとした個性的な飲食店がびっしりと並び仕事帰りの会社員らで毎日にぎわっています。ハピナ名掛丁は、仙台城下の歴史を残しつつどこか懐かしい感じがする商店街です。

商店街正式名称:名掛丁商店街振興組合
エリア:仙台駅前〜東二番丁通り
住所:〒980-0021 仙台市青葉区中央2-1-30
TEL:022-222-2075

クリスロード商店街

クリスロード商店街は、JR仙台駅からハピナ名掛丁商店街を通り、西に延びるアーケード街で、全区間が歩行者専用道路です。仙台駅をはじめ、地下鉄南北線の広瀬通駅とJR仙石線のあおば通駅から近く、商店街周辺には多くのバス停が集中していることもあり、通勤・通学で利用する人は多く、休日になると国内外の観光客や買い物客が訪れます。

平日4万人、休日5万人超の買い物客でにぎわうクリスロード商店街は仙台市街の中でも有数の通行量の多さを誇ります。また、東北三大祭りの一つとして知られる「仙台七夕まつり」の会場にもなります。

クリスロード商店街のアーケード街を歩いていると道路の模様が違っている場所があります。これは、伊達政宗公の命により作られた用水路「四谷用水」の水路が町の境目となっているためです。この地点がハピナ名掛丁商店街との境目になります。クリスロード商店街は、城下町仙台の面影が今も色濃く残る商店街です。

名前の由来/歴史

「中央通り(ちゅうおうどおり)」と呼ばれ多くの人に親しまれてきた商店街は、1992(平成4)年に新しいアーケードが完成したことを記念して「クリスロード」と名付けました。クリスロードとは、「Creative Life In Shopping」(クリエイティブ・ライフ・イン・ショッピング)の頭文字と「road」(ロード)をかけ合わせた造語です。

自然光を取り入れた明るく近代的な商店街の真ん中に、突如現れるお寺「三瀧山不動院」は、酉年生まれの守り本尊であり、目の守護仏でもあります。「みたきさん」と呼ばれて親しまれ、地元の方たちが日常的にお参りしています。1865(慶応元)年、当時の住職であった加藤タケ尼律師が眼病平癒を祈り、お不動さまに供える水を汲みに出たとき、4寸ほどの不動明王像を偶然にも拾い上げ、床の間に安置したところ、予見したことがすべて的中させる神がかり的な状態となり周囲を驚かせたそうです。このエピソードが開山の縁起とされています。また「三瀧山不動院」は、開運と商売繁盛の寺院としても有名です。仙台が商売繁盛の福の神「仙台四郎」を祀っていることから、そのご利益を求めて多くの商売人が足を運んでいます。

商店街正式名称:クリスロード商店街振興組合
住所:〒980-0021 仙台市青葉区中央2-5-7 三瀧不動尊内3F
TEL:022-223-2894

マーブルロードおおまち商店街

マーブルロードおおまり商店街には、創業200年の歴史をもつ「藤崎」をはじめ、回転ずしのフランチャイズの1号店として昭和43年にオープンした「元禄寿司」や、仙台かまぼこ、仙台味噌など著名で歴史ある店舗が多いだけではなく、洗練されたセレクトショップや雑貨店なども並びます。東北地方の中心としてして発展を続ける「仙台」を感じることができる街です。

名前の由来/歴史

マーブルロードおおまちは、数々の歴史があります。その歴史は、仙台藩主・伊達政宗公の時代までさかのぼります。政宗公の開府以来、御譜代町(ごふだいまち)として400余年にわたり商人の町「大町」として栄え、達藩62万石の経済基礎を築いたほか、仙台城から一番近い通りに位置していることから、お城お見通しの町とされました。

昭和に入り、かつての盛大さが失われていた政宗公の時代から続く伝統行事「七夕まつり」を復興させようとおおまち商店街の有志たちが奮起し、現在に繋がる「仙台七夕」を作り上げていきました。今では東北を代表するお祭りに成長しました。

一方、アーケードの歴史は、1987(昭和62)年に大理石舗道が完成したのが始まりです。2代目となるアーケードは1996(平成8)年4月に竣工し、装い新たに生まれ変わりました。2019(平成31)年にはアーケードの老朽化に伴い、屋根をふき替えたり、路面の天然御影石を張り替えたりしました。また時報に合わせて動いていたからくり人形がオブジェとして復活したほか、入口ゲートのデザインをリニューアルし、夜間には7色のLED照明でライトアップされるようになりました。

商店街正式名称:おおまち商店街振興組合
エリア:東二番丁通り〜藤崎
住所:〒980-0811 仙台市青葉区一番町3-1-24 山一商店ビル3F
TEL:022-225-0227

サンモール一番町商店街

サンモール一番町商店街は、一番町商店街の南端に位置し、一丁目には東北大学・片平キャンパスに隣接しています。名物横丁の「文化横丁」や「壱弐参(いろは)横丁」をはじめ、商業ビル「Kurax」や「SIRIUS」などの新しい店舗も立ち並ぶ商店街です。

名前の由来/歴史

サンモール一番町商店街は東北初のアーケード街の南の入口として1954(昭和29)年に造られたました。

サンモール一番町のアーケードには、書店や楽器店、服飾店など文化的なお店のほかに、「文化横丁」と「壱弐参(いろは)横丁」といった仙台を代表する横丁があります。2つの狭い横丁には100軒ほどの飲食店などがひしめきあいながら営業をしています。一方で、2015(平成27)年12月6日に開業した仙台市営地下鉄東西線をはじめ、大型マンションや商業施設などの開発も進み、新しい街づくりにも力をいれている商店街です。

歴史と文化をはぐくんできたサンモール一番町商店街のこれからの未来に期待が高まります。

商店街正式名称:サンモール一番町商店街振興組合
エリア:藤崎〜南町通り
住所:〒980-0811 仙台市青葉区一番町2-5-5 東一中央ビル4F
TEL:022-227-4851

ぶらんど〜む一番町商店街

ぶらんど~む一番町商店街とは、一番町3丁目にあるアーケード街です。

最先端のトレンドファッションショップやブランドショップ、老舗の茶舗などたくさんの店舗がずらりと並ぶこのアーケードには、緑の木々やベンチなども置かれまるで公園のような雰囲気もあり、ぶらぶら歩くだけでも楽しいことから「番ブラ」という言葉も生まれました。

また、正月になると地下鉄南北線の広瀬通駅から近くにある仙台フォーラスやお茶の井ケ田などには初売りの福袋を求める長蛇の列ができる光景は、正月の風物詩です。

名前の由来/歴史

一番町は、かつては侍の住む町だったので表記は「一番丁」でした。しかし、仙台藩の重臣・山家豊三郎が困窮する侍たちに自分の屋敷を解放して商売をさせたことがきっかけとなり商店街へ変わり始めました。商売が軌道に乗り始めると、山家家の神社である「和霊神社」では、祭りや芝居などが行われるようになります。

こうして大勢の人が集まる商店街がスタートしました。なお「和霊神社」は現在、仙台フォーラスの屋上に鎮座し、仙台の街を見守っています。

明治の終わりになるころには、東北一の繁華街として盛り上がりをみせるようになり、1954(昭和29)年に初代アーケードが完成します。その後、1970(昭和45)年に歩道部分のカラー塗装を行い、土日になると歩行者天国を実施。1972(昭和47)年には2代目のアーケードが完成し、全面歩行者天国となります。昭和54年に街路樹やベンチを設置し「番ブラ」と呼ばれる通りになります。平成5年に天井が高く開放感たっぷりの明るいドーム型のアーケードとなりました。

商店街正式名称:一番町一番街商店街振興組合
エリア:藤崎〜フォーラス
住所:〒980-0811 仙台市青葉区一番町3-10-17 慶和ビル3F
TEL:022-265-5146

一番町四丁目商店街

一番町四丁目商店街とは、広瀬通りから定禅寺通りまでの全長約400mの商店街です。両側の店沿いにかかっているアーケードが特徴で、石畳の舗道や街路樹、ベンチ、ヨーロッパ風の電話ボックスなどあり「番ブラ」も楽しめます。

四丁目商店街には東二番町側の「東一横丁」や、タワービルとの間にある「東一センター」、国分町側の「虎屋横丁」「稲荷小路」などの名物横丁があります。ランチタイムや仕事が終わる時間になると、多くの会社員や観光客でにぎわいます。

名前の由来/歴史

常に時代の先駆けとなる街づくりを進める一番町四丁目商店街は、藩政時代には侍町として、明治維新後には繁華街として栄えました。1954(昭和29)年には東北初のアーケードを完成させ、1979(昭和54)「年に現在のアーケードの形状となりました。市内にある6つのアーケードの中では最長になります。また道の両脇にかかるアーケードは、晴れた日には太陽光が差し込み、青空を望むことができるのも特徴の一つです。

仙台三越を中心に、老舗の眼鏡や履物店などが立ち並ぶほか、東北最大の歓楽街「国分町」と並走していますので、ちょっと横道に入ると個性豊かな飲食店がたくさんあります。

商店街正式名称:一番町四丁目商店街振興組合
エリア:広瀬通〜定禅寺通り
住所:〒980-0811 仙台市青葉区一番町四丁目4-33 ブラザートレンドビル6F
TEL:022-223-2366

まとめ

以上、仙台市周辺のアーケード街の名前や歴史の紹介でした。仙台にはたくさんの商店街があり、細かい箇所を含めるとここで紹介した9つ以上存在しています。

仙台に初めて来た人、引っ越しで来られた方は馴染みがないと思いますが、この記事を参考に少しでもアーケード街に行ってみたいと感じてもらえたら嬉しい限りです。

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